技術Labo

気になったことやちょっとした作業の覚書

 ひかり電話対応機器(PR-500MI)を使った複数プロバイダでのマルチセッション接続&端末ごとにセッションを指定して回線を切り替える方法

接続先設定(IPv4 PPPoE)画面から設定

プロバイダーを複数契約して用途に合わせて回線を切り替える方法。サブスクなどで回線の月間の転送量の上限になったりする機会が増えてきたので2回線を用途に合わせて追懐分けできるように設定した時の内容になります。

固定IPは特定の端末だけ使用するように設定。仕事で使う回線なのでIPを指定して特定の端末のみ使用できるようにします

初期設定のままであれば

http://192.168.1.1/

でルーターの管理画面にログインできます

マルチセッション対応をまずは行う

複数プロバイダの情報を登録して接続が行えるようにします。ただしこの場合の設定はメイン回線が使えない場合に別セッションを使用するという設定になるため下部の「接続ルール設定」にて特定の端末はセッション2の回線を使用するようにします

IPにて端末を設定するので事前に端末のIPを固定に設定

DHCPの設定画面の[ DHCP固定IPアドレス設定 ]よりmacアドレスを指定して端末のIPを事前に決めておきます

IPの設定後の動作確認

ChromeブラウザでIPを確認する場合は一度ブラウザを閉じてIP確認することでセッションの指定が正常に機能しているかどうかを確認できます

https://taruo.net/e/

上記サイトで現在の環境で使用しているIPが確認できます

コストは少しかさむけどこれで回線の帯域制限の心配がなくなりました

プロバイダー契約が複数になるので費用面では少し出費が増えてしまいますがストリーミング動画、スマートフォンでの動画コンテンツ、リモートワークでのオンラインミーティング、固定IPを使用しての作業など端末を上手に振り分けることで制限にかからなくなりました

これで帯域制限を気にすることなく快適にインターネットが行えるようになったので回線の帯域性下にお困りの方は一度試してみられてはいかがでしょうか?

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