終りが見えないクエスト
3ヶ月先にいる私が、当時を思い出しながらまとめているという、どこかSF感のあるリアル人生。やはり私の人生はどこかゲーム的なのだろうか。
依頼者との連絡がなかなか取れない
クエストを受けたものの、依頼内容が明確になっていないといった話は結構多い。今回は、その中でも困った依頼者の話だ。
私はまず依頼者に、何をして欲しいのかを確認していくところから始める。そしてモンスター討伐、お店のお手伝いなど依頼者の要望を達成してギルドに完了報告をするのが通常の流れである。だが、その過程で突如連絡が取れなくなってしまう場合がある。
今回の案件については一度連絡をすると一週間近くは連絡が返ってこない時の話である。それは一回だけではなく、基本的にずっとこんな感じなのだ。
忘れた頃に連絡が来て、お互い少し忘れている感じでまた話をする。そして少しずつ話が変わっていく。
もう少し連絡がスムーズにできないでしょうか?
と尋ねてみるも、多忙とのことで一向に変わらない。
それでもせっかく受けたからには
せっかくのご縁なので最後まで対応したいと思っていた。だがしかし、このようなやり取りを続けているとお互いにストレスは溜まっていくものである。結局2ヶ月近くやり取りを行ったにもかかわらずキャンセルとなってしまった。 提案したり、要件をまとめたりかなりの時間を使ったと思う。そして学んだ
連絡が遅い依頼主は要注意だと
ワザとではないだけに断りづらい
それ以来私は、スムーズなやりとりが出来そうにないという理由で依頼をお断りさせていただいている。それが双方のためであるからだ。
ただ、どうしてもしょうがないという場合があるだけに、これは考えものだった。書面まで交わしてクエストを受けるというのもなんだか重い。だがお互いのために仕方ない。そう割り切ってからは、別のクエストでもお断りをするようになった。
中にはウィルス兵器の犠牲者になっている人もいた。突然音信不通になったのだ・・・
ここにきて、ふと、モンスター討伐やお手伝い系のクエストの詳細をほとんど記していないことに気づいた。クエストをこなすこと自体はそこまで難しくないのだ。そこまでたどり着く事、これが実に難しい。